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なぜ山車が旨いか

「やまぐるま」ではなくて「さんしゃ」と読みます。

ここ原田酒造の十代目は、国際的な視野も持っていて、モンドセレクションに出品し続け、
「山車 辛口」は、ここ四年間モンドセレクション金賞を受賞しています。

ところが、この十代目はとても忙しくて、「四年間連続受賞しました」と自分のブログに書くぐらいがせいいっぱい。大メーカーならTVコマーシャルなんかで大々的に宣伝して売り上げをどんどん伸ばしているのに、あまり知られていないのが残念。

食品のノーベル賞とも言われるこの審査機関は出品料だけで1000ユーロ。食品分析や厳密な審査があるので、タダで出品できるようなものではありません。そして金賞を取るのは並大抵ではないのに・・・。もったいないので、皆で宣伝してあげましょう。

で、原田酒造十代目は、代々伝わる杜氏の技術の伝統を守ると同時に、新しい感覚にもチャレンジする人。東京農大の中田久保教授が開発した花酵母をいちはやく取り入れた酒造所でもあるのですが、これも忙しすぎて宣伝が下くそ。

そもそもお酒の酵母は酒のもろみから抽出するものですが、中田教授は、「自然界にはもっといいものがあるに違いない」と考え、さまざまな植物の花から酵母を分離することに成功したのです。

さすが、花の酵母、どれも独特なフルーティーな香りを作りだします。

だから、ここのお酒は、おいしい米と水という当然の要素に加えて、国際基準と生物化学のふたつを綿密に取り入れているのです。

さっそく、すっきりした辛口と、それぞれのフルーティーさを味わってみましょう。



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